人のひと言が頭から離れない|自分軸がブレているときに起きていること

夜の静かな室内で、ソファに座りながら少し下を向き、考え込んでいる表情の女性の横顔。暖かい間接照明の中で、疲れや迷いがにじむ落ち着いた雰囲気のシーン。 自分軸

会話したあと、
頭の中で「反省会」がはじまること、ありませんか?

・あの言い方まずかったんじゃない?
・いや普通でしょ
・でもあの空気、気になる…

いろんな視点が出てきて、
結論の出ないまま考え続けてしまう。

気づくと、
もう終わったはずの会話が、
何度も頭の中で繰り返されている。

自分で判断が止まっている状態

この状態は、
「気にしすぎ」や「考えすぎ」ではありません。

その場で感じたことに対して、
見過ごしたり、放置したままで、
「自分はどうしたいか?」が抜けている状態です。

例えば、
相手の言葉が少し引っかかったのに、そのまま流した。

なんとなく違和感があったのに、
「気のせいかも」「気にしすぎかも」で終わらせた。

そうやって、
感じたことを採用しないままでいると、

その違和感にどう向き合うかを決められないまま、
消化されない感覚だけが残り続けます。

なぜ頭の中の反省会が終わらないのか

違和感や未消化の感覚をそのままにしていると、
意識は自然と外に向いていきます。

自分の中に残っている感覚を見ないまま、
外に答えを探し始める。

・あの言い方はどういう意味だったのか
・あの間は何だったのか
・相手はどう思っていたのか

はっきりしないやり取りを、
何度も頭の中で再生して、
正解を出そうとします。

でもここで起きているのは、
答えが出ないものを考え続けている状態です。

相手の気持ちは、
相手にしか分からないものです。

いくら考えても、
本当の答えにはたどり着きません。

それでも考え続けてしまうのは、
外に答えがあると思っているからです。

引きずっているのは相手の言葉ではない

それでも考え続けてしまうのは、
相手の言葉そのものではなく、

そのとき自分の中に生まれた違和感が、
そのまま残っているからです。

・少し引っかかった
・なんとなくモヤっとした
・どこかで嫌な感じがした

この違和感をそのままにして、
外側(相手の気持ち)に答えを求めるから、
終わらない状態になる。

だから、
見ているのは相手の言葉ではなく、
自分の中に残っている感覚です。

自分軸がブレているときに起きていること

頭の中で反省会が終わらないときは、
自分の中にある感覚を無視している状態です。

感じ取っているのに、
その感覚を採用していない。

だから判断ができず、
外に答えを探し続けてしまう。

その結果、
頭の中で同じことを繰り返し考え続ける状態になります。

これは、
自分軸が外にズレているときに起きやすいことです。

どうすればいいのか

やることはシンプルです。

外に答えを探すのをやめて、
自分の中に残っている感覚に意識を向けること。

・モヤっとした
・引っかかった
・ちょっと嫌だった
・不安になった

そのときに感じたものを、
そのままにせず、言葉にしてみる。

意識を向けるのは、
「相手がどうだったか」ではなく、
「自分はどう感じたか」です。

そして、
なぜそう感じたのかを見ていく。

・軽く扱われた感じがした
・否定された気がした
・距離を感じた

その意味が自分の中でつながると、
頭の中で続いていた反省会は止まります。

探していたものは、
相手の答えではなく、
自分の中に残っていた感覚だからです。

小さな違和感を、そのままにしないこと。
それが、自分軸に戻るきっかけになります。

まとめ

人のひと言が頭から離れないとき、
それは「気にしすぎ」ではありません。

そのとき自分の中に生まれた感覚が、
まだそのまま残っている状態です。

外に答えを探し続けても、
反省会は終わりません。

見るべきなのは、
相手の言葉ではなく、
自分がどう感じたかです。

感じた感覚をそのままにせず、
自分の中で意味がつながったとき、

頭の中で繰り返していた考えは、
自然と静まっていきます。