モヤモヤが消えない理由|本音を見ないまま答えを出そうとしていませんか

朝の自然光が入る部屋で、ノートとお茶を前に静かに考え込む日本人女性の後ろ姿。モヤモヤした気持ちを抱えながら、本音に向き合おうとしている様子。 心・感情

何度も考えているのに、モヤモヤが消えない。

一度は、
「これでいいのかも」
と思ったはずなのに、また同じところで引っかかる。

誰かに相談して、少しスッキリした気がしても、
ひとりになると、また同じことを考えている。

答えが出ない。
決められない。
自分がどうしたいのか、よくわからない。

そんなふうに思うことがあります。

でも、そのモヤモヤは、
本当に、はっきりとした答えが見つからないからなのでしょうか。

そうではなく、もしかしたら、
答えはもう、心の中に出てきているのかもしれません。

ただ、それを選ぶのが怖くて、
見なかったことにしているだけかもしれません。

モヤモヤする理由は、ちらつく本音をスルーしているから

心の中では、ほんの一瞬、
本音が顔を出していることがあります。

「本当は、こっちがいい」
「本当は、もうやめたい」
「本当は、少し距離を置きたい」
「本当は、自分ばかり我慢したくない」

そんな気持ちは、
たぶん一度くらい出てきている。

でも、そのあとすぐに、
別の声がかぶさってくる。

「でも、あの人が困るかも」
「今は私が我慢した方がいい」
「そんなこと言ったら、わがままだと思われるかも」
「今までの関係が変わってしまうかも」

そうやって、せっかく出てきた本音を、
自分で奥へ引っ込めてしまう。

本音がわからないのではなく、
本音を選んだ後に起きることが怖い。

だから、
「まだよくわからない」
「もう少し考えてみる」
「今は仕方ない」
という、安心する場所に戻ってしまうのかもしれません。

でも心の奥では、もう気づいている。

だから、モヤモヤが消えないのだと思います。

本音を選ぶと、今までのままではいられなくなる

本音を認めるのが怖い。
その気持ちは、間違っていないと思います。

本音を認めてしまうと、
今まで通りにはいられなくなることがあるからです。

「本当は嫌だった」と認めたら、
もう平気なふりを続けられない。

「本当はやめたい」と気づいたら、
今まで我慢してきた理由を見直すことになる。

「本当は自分を優先したい」と思ったら、
誰かに合わせ続けてきた自分を変える必要が出てくる。

それは、簡単なことではありません。

今までの安定が崩れるようで怖い。
誰かをがっかりさせそうで怖い。
自分が悪者になるようで怖い。

だから、本音が出てきても、
スルーしたり、すぐに打ち消してしまう。

でも、打ち消した本音は、
消えたわけではありません。

心の奥に残ったまま、
何度もモヤモヤとして出てくるのだと思います。

人に気を遣いすぎて、自分の気持ちを後回しにしていませんか

人に気を遣うことは、悪いことではありません。

相手のことを考える。
場の空気を見る。
誰かを傷つけないようにする。

それは、やさしさでもあります。

でも、いつも自分の気持ちを後回しにしていると、
だんだん自分の本音を選べなくなっていきます。

「私は本当はこうしたい」
よりも先に、

「相手はどう思うかな」
「迷惑じゃないかな」
「私が我慢すれば済むかな」

を考えてしまう。

そうしているうちに、
自分の気持ちはどんどん奥へ追いやられていく。

そして、
本当は気づいているのに、
自分の気持ちを選ぶことに罪悪感が出てしまうのです。

決められないのではなく、選んでいいと思えていないだけかもしれない

決められないとき、
本当はもう、心のどこかで気づいていることがあります。

本当は、もう少し休みたい。
本当は、この関係を見直したい。
本当は、違う方へ進みたい。
本当は、自分の気持ちを大事にしたい。

でも、そう思う自分にOKを出せない。

誰かが許してくれたら選べる。
状況が整ったら選べる。
迷惑をかけない方法が見つかったら選べる。

そうやって、外側の許可を待ってしまうことがあります。

でも、外側の許可を待っている間、
自分の本音はずっと奥に押し込まれたまま。

そして、モヤモヤだけが積み上がっていく。

決められないのではなく、
本当は選んでいいと思えていないだけかもしれません。

まずは「本当はそう思っていた」と認める

本音に気づいたからといって、
すぐに何かを変えなければいけないわけではありません。
今すぐ行動しなければいけないわけでもありません。

まずは、
「私は本当はそう思っていたんだ」
と認めるだけでもいいのです。

「本当は、嫌だった」
「本当は、疲れていた」
「本当は、もう無理をしていた」
「本当は、こうしたかった」

その気持ちを、なかったことにしない。

そうするだけでも、
心の中の向きは少し変わっていきます。

自分の本音を認めることは、
誰かを傷つけることではないし、
自分勝手になることでもない。

まず、自分の中にある気持ちを、
自分だけは見捨てないということ。

そこから、現実の見え方も選び方も少しずつ変わっていくのだと思います。

モヤモヤは、本音に戻るサインかもしれません

モヤモヤが消えないのは、
考えが足りないからではないかもしれません。

答えがないからでも、
あなたが優柔不断だからでもないかもしれません。

本当はちらっと見えている本音を、
何度もスルーしてきたから。

その本音を選んだら、
今までの安定が少し崩れる気がして怖いから。

だから、心の奥がずっと引っかかっているのかもしれません。

もし今、同じことで何度もモヤモヤしているなら、
一度だけ、自分に聞いてみてください。

本当は、どうしたい?

出てきた答えを、すぐにどうにかしようとしなくてもいい。

でも、出てきた気持ちを、
また奥へ押し込めたりもしなくていい。

自然に湧いて出てきた本音に気づき、
まずは受け止めることから。

そこから少しずつ、
自分の扱い方も変わっていきます。


本当はどうしたいのか、うっすら気づいている。
でも、誰かのことや今の状況を考えると、自分では選べなくなってしまう。

そんなとき、対話セッションでは、
今のモヤモヤを言葉にしながら、
何に引っかかっていたのか、
本当はどうしたかったのかを整理していきます。

ひとりで抱え込むことに疲れたら、
対話の中で、心の中を少し整理してみませんか。

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