嫌われたくないという思いが、違和感を作り出す
「嫌われたくない」と思って、
気を使っているのに、なぜかうまくいかない。
むしろ、気を使えば使うほど、
関係がぎこちなくなることもある。
セッションでも、
こうしたお話は良く耳にします。
話を聞いていくと、
多くの方が似たような状態になっています。
・相手の顔色を見て発言を変える
・本当は嫌でも断れない
・あとから「言いすぎたかも」と考え続ける
気づけば、
「相手にどう思われるか」を基準に動いていて、
自分はこうしたい、という感覚が分からなくなっている。
これが、人間関係で疲れてしまう原因の1つだと考えます。
相手にどう思われるかを気にする状態が続くと、
人の言葉に敏感になり過ぎて、
落ち込みやすくなることもあります。
こちらに詳しくまとめてみました。
▶ 人の言葉で落ち込む人の特徴|気にしすぎてしまう心理

セラピストとして感じる「本当の原因」
セラピストとして感じるのは、
「嫌われたくない」と思っているときほど、
実は相手ではなく、
自分がどう見られるか、に意識が向いているということです。
相手に合わせているようでいて、
本当は「こう見られたくない」「こう思われたくない」と、
自分を守るための動きになっている。
だからこそ、無理が生まれる。
そしてその無理は、
人間関係の中で確実に蓄積していきます。
「嫌われたくない」の奥にある気持ち
さらに深く見ていくと、
そこにはこんな気持ちが隠れていることもあります。
・否定されたくない
・傷つきたくない
・自分を守りたい
これは悪いことではありません。
ただ、その状態のままだと、
「合わせる」という選択しかできなくなる。
結果として、
人と関わること自体がしんどくなってしまう。
人間関係を楽にするための一つの視点
ここで一つ、提案です。
それは、
人と会話をしているとき、
「相手にどう思われるか」ではなく、
「自分はどうしたいのか」に目を向けてみてください。
「私は本当はどう感じている?」と
一度立ち止まって、
自分の感情を感じてみる。
すぐに感じ取れなくても大丈夫です。
そうしていくと、
言いたいことを我慢していた自分に気づいたり、
自分の意見を伝えて分かり合いたいと思っていたことに気づいたり、
相手に伝えたかった本当の思いが見えてくることがあります。
自分の内側に意識を向けることで、
奥にしまい込んだ、自分の思いを感じられることがあります。
はじめは、
感じ取ることが難しいと思うかも知れません。
ですが、
丁寧に拾ってあげると、気づくことが出来るようになります。
まとめ|自分の感覚に戻ることが、関係を整える
無理に作り上げたアンバランスな関係は、
続くことなく、いずれ終わりを迎えます。
だからこそ、無理を続けるほど、苦しくなるのです。
人にどう思われるかを考え続けるより、
自分の感覚に気づいていく方が、
人との距離は自然と整っていきます。
「頭では分かっているけど、うまくできない」
そんなときは、
ひとりで考え続けるよりも、
言葉にして整理していくことで見えてくることがあります。
セッションでは、
いま感じていることを一緒にほどきながら、
本音に気づいていく時間を大切にしています。
無理に変わろうとしなくても大丈夫です。
整理していく中で、自然と見えてくるものがあります。
詳しくは、こちらにあります。
▶ 迷いをほどく対話セッション
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