考えすぎて疲れる人の心理|頭が休まらない原因

ソファに座りながら、夜空を眺め考えごとをしている女性 心・感情

「なんだか、最近ずっと疲れている気がする。」

セラピーの現場で、よく聞く言葉です。

話を聞いてみると、
身体が疲れているというより

頭が休まっていない。

そんな状態の人が多いのです。

例えば
人との会話を思い出しては

「この言い方でよかったかな」
「嫌な気持ちにさせてしまったかも」

と、頭の中で何度も振り返ってしまう。

その場で終わったはずの出来事が、
家に帰ってからも続いている。

気づくとまた同じ場面を思い出して、
また考えている。

そうやって

考えすぎて疲れてしまう。

では、なぜ人は
ここまで考え続けてしまうのでしょうか。

セラピーをしていると、
いくつか共通する特徴が見えてきます。


考えすぎて疲れる人の共通点

セラピーの現場で多くの人の話を聞いていると、
考えすぎて疲れる人には共通点があるように感じます。

それは

人の気持ちを想像する力が強いこと。

相手の言葉や表情から

「こう思っているのかな」
「もしかして怒っている?」

と、相手の気持ちを想像します。

これは本来、
思いやりのある人の特徴でもあります。

ただ、その想像が続きすぎると
頭の中はずっと働き続けることになります。

その結果、

頭が休まらない状態

になってしまうのです。


頭の中で会話を続けてしまう

考えすぎて疲れる人は、
頭の中で終わったはずの会話を
続けてしまうことがあるようです。

例えば

すでに会話が終わっているのに

「こう言えばよかったかな」
「違う言い方の方がよかったかな」

と、頭の中で
もう一度会話の場面をやり直してしまう。

セラピーをしていると
こんなふうに

「家に帰ってからもずっと考えてしまうんです」

という人が多いことに驚きます。

この思考の繰り返しが続くと、
頭はずっと働き続けることになります。

その結果、

考えすぎて疲れてしまう

という状態になってしまう。


人間関係の「正解」を探してしまう

もう一つよく感じるのは、

人間関係の正解を探している人が多い

ということです。

例えば

・嫌われない言い方
・相手を不快にさせない言葉
・空気を壊さない対応

そういう

相手に合わせた正解

を探そうとします。

でもここに
一つ大きな落とし穴があります。

それは

相手によって正解が変わること。

ある人には正解でも、
別の人には違うかもしれない。

そうなると

「本当に正しかったのかな」
「もっといい言い方があったのでは」

と、頭の中で考え続けることになります。

つまり

終わりのない正解探し

が始まってしまうのです。


本当に答えがあるとしたら

もし、人間関係に
本当の意味での答えがあるとしたら

それは

自分がどう感じたか。
本当の答えはそこなのかも知れません。

相手に合わせて探した答えではなく、

「私はどう思ったのか」
「私はどう感じたのか」

そこに意識を向けること。

セラピーでは
この感覚に気づくことで

「頭の中のぐるぐるが止まりました」

と言う人もいます。

相手の反応を想像し続ける思考から、
自分の感覚に戻ると

人は少しずつ

考え続ける状態から抜け出していきます。


優しい人ほど疲れやすい

セラピーをしていて感じるのは、

考えすぎて疲れる人は
決して弱い人ではないということです。

むしろ

・人の気持ちに敏感
・周りをよく見ている
・相手を傷つけたくない

そんな優しさを持っている人が多い。

だからこそ

相手の気持ちを想像しすぎて
頭が休まらなくなることがあります。


最後に

「また考えすぎている」

そう思うとき、

もしかしたら
人間関係の正解探し
をしているかも知れません。

でも、人の気持ちは
コントロールできるものではありません。

だからこそ大切なのは

相手の答えを探すことよりも

自分の感覚に気づくこと。

「私はどう感じたのか」

そこに戻ると、
思考のループは少しずつゆるんでいくと思います。

もし今、

考えすぎて疲れていると感じているなら、

少しだけ立ち止まって

自分の感覚に目を向けてみてください。

そこに、
次の一歩のヒントがあるかもしれません。

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